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ユーザーガイド
ITS BORE
ファインボーリングヘッド BHF 63-125 操作ガイド
使用方法
MB モジュラーシステム 加工径調整ダイヤルについて:
(例) BHF 50 クランプ:クランプピンを時計方向に回転 1 スライドロックスクリューを緩めてください
アンクランプ:クランプピンを反時計方向に回転
推奨締付けトルクは右下の表参照 2 ダイヤルで径を調整してください
1 ボーリングヘッド
3 スライドロックスクリューを締め付けてください
2 クランプピン
BHFH 3 目盛り付きダイヤル UNLOCKING 1 2 3
4 スライドロック
スクリュー
5 ツールホルダー
ロックスクリュー
6 クーラントノズル LOCKING
1 3 7 7
IHFF スライドホルダー
9 8 ニップル MBモジュラーシステム組付け時に、クランプピンがカップリング(円筒)部
9 ツールホルダー から突出していないことを確認してください。
BBH ロックスクリュー
0 1 2
9 3 正 誤
10 スライド目盛
8 4
7
5
6
メモリの範囲内で 推奨締付けトルク
8 調整してください MB Nm
IHFF / IHRF MB14 2-2.5
MB16 2-2.5
ADBH 30xD16 MB20 4-4.5
MB25 6.5-7.5
MB32 7-8
2 4 6 10 MB40 16-18
MB50 30-35
IHAX F MB63 70-80
MB80 70-80
5 MB110 200-220
組付け 位置決め
• BHF ボーリングヘッド組付け前に、クランプピン [2] が • ツールスライド [7]は、ダイヤル [3]を反時計方向
カップリング(円筒)部から突出していないことを に回転させることで5mmの調整が可能です。
確認してください。 • ダイヤルの回転方向を変更する場合、
• BHFのカップリング部をシャンクに挿入してください。 バックラッシュを考慮してください。
• クランプピン [2]は時計方向に回転させると • 径調整の後、固定用ねじ[4]を締付けて
締付けになります。 ツールスライドを固定してください。
推奨締付けトルクは以下をご参照ください: • 径調整は必ず固定用ねじ[4]を緩めた状態で
推奨トルク (N.m) 行ってください。
BHF MB50- 63x87 30-35 メンテナンス
BHF MB50- 80x94 30-35
BHF MB63- 63x87 80-90 高頻度:
BHF MB80- 80x94 80-90 • 潤滑油はISO G220相当を使用し、
ニップル [8]から注油してください。
BHF MB80-125x94 80-90
• ホルダー取付けねじ [5]を締め付けてください。 高頻度:
ねじが突出するようであれば、ホルダー用スリーブ • 円筒部および円錐部の取付け面は汚れを除去し
またはボーリングバーを回して、ホルダー取付け 注油してください。
ねじが入り込む位置に合わせてください。 • クランプピン [2]には潤滑油を使用してください。
• スライド摺動面は汚れを除去し注油してください。
取り外し 注意‼:
ボーリングヘッドBHF をシャンクから取り外す時は、 ホルダーはスライドと確実に固定してください。
クランプピン [2] を反時計方向に回転させてください。
在庫状況は、ISCARオンライン(https://webshop.iscar.co.jp/)にてご確認ください。 483
HOLE MAKING CATALOG_jp.indb 483
13/09/2022 10:07:39
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