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ユーザーガイド
多機能穴あけ工具 • DRG-MFドリルで加工を行う場合、0.6MPa以上の ユーザーガイド <ターンミリング加工> 誤
ユーザーガイド <DRG-MF>
チップ取付け
クーラント圧
穴あけ加工の際は、先端部の下がったドリル用切刃が
クーラント圧を適用してください。
ドリルボディ中心に位置する様、取付けてください。
(1MPa以上が最適です)
正
正
径方向の調整代 (偏心穴あけ)
穴あけ切刃
• 径方向への調整代は、ドリル径により異なります。
切屑形状 穴あけ切刃
• 低炭素鋼加工の場合は、高速加工を行ってください。
• 厚みのある切屑は、トラブルの原因になることが セットアップ
ある為、薄い切屑の形成が推奨されます。
• 中~高炭素鋼加工の場合、切屑調整を行ってください。
• 短すぎる切屑の場合は、切削速度を上げ、送りを下げる、
もしくは切削速度を下げ、送りを上げて
加工を行ってください。 コアØ Ø/2
• 切屑が長い場合、切削速度を下げ、送りを上げてください。
ドリル ドリル径 Dmin Dmax
DRG-MF-10 10 9.82 10.60
DRG-MF-12 12 11.82 12.60 3-6mmドリル加工後、コア径サイズをご確認ください。
DRG-MF-14 14 13.80 14.60 コア径は0.15-0.45mm内であることをご確認ください。
DRG-MF-16 16 15.76 16.50 上記数値以外の場合、新しい調整式クランプユニットを
DRG-MF-20 20 19.80 20.60
DRG-MF-25 25 24.80 25.80 使用、または、ドリルを180°回転させ、ドリル軸のY軸を
DRG-MF-32 32 31.80 33.00 調整してください。
その後、タレットに固定し、コア部分を
トラブルシューティング 再度ご確認ください。
問題 対策 注意: コアが現れない場合、チップの破損、
• 切削速度を上げる または加工中の ビビりの原因となります。
構成刃先
による • 送りを下げてください コアサイズが推奨サイズ以上の場合、オーバーロードや
• 工具とワークの固定を確認してください
チッピング ビビりの原因となります。
• 突出し量を短くしてください
• 切削速度を下げてください
• 高硬度のチップ材質を試してください
逃げ面摩耗
• クーラント流量を上げてください
• 刃先の高さを確認してください 角度調整を
• 切削速度を下げてください 行ってください
• 高硬度のチップ材質を試してください
塑性変形
• クーラント流量を上げてください
• 送りを下げてください
• 送りを下げてください。
• クーラント流量を上げてください
仕上面精度
• 工具とワークの固定を確認してください
• 切削速度を上げる 注意:
ドリルの抜け際に於いて
• 送りを上げてください
長い切屑の • 切削速度を下げてください 円盤が飛び出すことが
形成 あります。
• クーラント流量を上げてください 安全のため、切削カバーを
短い切屑の • 送りを下げてください 使用してください。
形成
• 工具とワークの固定を確認してください
• 突出し量を短くしてください
• 切削速度を下げてください
ビビり • 送りを上げてください
• 刃先の高さを確認してください
• 軟鋼加工時は、切削速度を上げ、
送りを下げてください
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