Page 183 - HOLEMAKING_catalog_JP_2022
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ユーザーガイド
ユ
ガ
イド
リル リル
トラブルシューティング 再研削方法 ド ド
問題点 原因 対策
工具破損 • 工具固定が不十分 • クランプ装置をご確認ください。油圧締付式、 AP / ACPタイプ AC / ACGタイプ ッド ッド
MAX INパワーチャックタイプ、もしくは熱収束式の 研削加工はドリルを180°回転させ、 研削加工はドリルを180°回転させ、
ツーリングを推奨します。 研削工程を繰り返してください。 研削工程を繰り返してください。 リ リ
• ワークのズレ • ワークを強固に固定してください。
1 第1逃げ面 1 第1逃げ面
• ドリル選定不良 • ドリルタイプと穴あけ深さ、クーラントシステム、
被削材をご確認ください。
• クーラントの不足 • クーラント供給を確認し、油圧を上げてください。 超硬ソ 超硬ソ
外部給油の場合、ジェット噴射方向を調整してください。
• 不適正な加工条件 • 送りを下げてください。
• チゼル摩耗 • ドリルヘッドを再研削してください。
• 切屑排出の不良 • ステップ加工を適用してください。
a° 径範囲 a° 径範囲
7 0.8-6.0 7 0.8-6.0
10 >6.1 10 >6.1
2 第2逃げ面 2 第2逃げ面
3 チゼル 3 チゼル
チッピング(切刃コーナー部) • 工具固定が不十分 • クランプ装置をご確認ください。油圧締付式、
MAX INパワーチャックタイプ、もしくは熱収束式の
ツーリングを推奨します。
• ワークのズレ • ワークを強固に固定してください。
• ドリル選定不良 • ドリルタイプと穴あけ深さ、クーラントシステム、
被削材をご確認ください。
可能であれば長めのドリルをご使用ください。 a° 径範囲 a° 径範囲
• クーラントの不足 • クーラント供給を確認し、油圧を上げてください。 100 3.0-4.8 100 3.0-4.8
外部給油の場合、ジェット噴射方向を調整してください。
105 4.9-10 105 4.9-10
• 不適正な加工条件 • 切削条件をご確認頂き、可能であれば送りを下げてください。 95 10.1-20 95 10.1-20
• 切刃コーナー部の摩耗/欠損 • ドリルを交換、もしくは切刃を再研削してください。
加工穴出口のバリ • 不適正な加工条件 • 穴出口の送りを30-50%下げてください。 4 切刃 4 切刃
• ドリルの摩耗 • ドリルを交換してください。
仕上面が粗い • 不適正な加工条件 • 切屑詰まり解消の為、送りを調整してください。 R R
径範囲
径範囲
Ra • 大きな刃振れ • 刃振れ0.02mm以内に調整ください。 0.02 0.8-6.0 0.02 0.8-6.0
• 切屑詰まり • 切削速度を下げてください。
0.03 6.1-18.0 0.03 6.1-18.0
• クーラント圧を上げてください。 0.04 18.1以上 0.04 18.1以上
• ステップ加工を適用してください。
推奨研削ホイール仕様 推奨研削ホイール仕様
1 研削ホイール径:GA2 1 研削ホイール径:GA2
穴位置精度不良 • 大きな刃振れ • 刃振れ0.02mm以内に調整ください。
2 研削ホイール結合剤:合成樹脂 2 研削ホイール結合剤:合成樹脂
• 安定性が不十分 • ドリルとワークそれぞれ強固に固定してください。 3 砥粒サイズ:325/400 メッシュ (45/38μ) 3 砥粒サイズ:325/400 メッシュ (45/38μ)
3
3
• 加工面が粗い • 高硬度材加工、または傾斜面の加工を行う場合、 4 ダイヤモンド集中度:C-75 (3.3 カラット/cm ) 4 ダイヤモンド集中度:C-75 (3.3 カラット/cm )
ワーク侵入時に送りを30-50%下げてください。 5 切削油:エマルジョン 3% 5 切削油:エマルジョン 3%
• 下穴加工(140°)を行ってください。
在庫状況は 、 ISC AR オ ンライ ン (https://webshop.iscar .co.jp/) に て ご 確 認 く ださ い。 181
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